先日、メモリを増設したけどOSが32ビットオペレーションだったために4GB程度しか使用していなかったという問題が起きました。
64ビットであれば8GBまでしようできるみたいなんで、Windows7のサポートも終わることだし、VR・ARとか扱おうと思ったらWindows10 64ビット版にアップグレードしておこうと思います。
Windows10 64ビット版を家電量販店で買うかーと思って行ってみたところ、なんと\27,410もするんですね。(ヨドバシ価格)
高いわー。もっと格安で手に入らんのかなー、そもそもWindows7入れてMicrosoftのOS使いよるなら時代とともに新しいOS出たら無償でアップグレードとかできんのかねーといろいろインターネットで調べたところ
無償でアップグレードできる方法があるようです!
Windows7(32ビット版)⇒Windows10(64ビット版)のアップグレードの流れは以下の通り。
①Windows10 64ビット版のインストールメディアを作成(USB使用)
②Windows7(32ビット版)をWindows10(32ビット版)にアップグレードする
③ ①で作成したインストールメディアを使ってWindows10(64ビット版)をクリーンインストールする
意外と簡単です。特別準備するのはUSBとバックアップ用のHDDくらいですかね。
順に説明していきたいと思います。
Contents
①Windows10 64ビット版のインストールメディアを作成(USB使用)
まずはMicrosoftの公式サイトからインストールツール(MediaCreationTool1809)をダウンロードします。
インストール後実行ファイルを起動すると以下の画面が立ち上がるので、『同意する』を選択します。
『別のPCのインストールメディアを作成する』を選択して次へ
次の言語、アークテクチャ、エディションの選択では、
言語:日本語
エディション:Windows10
アーキテクチャ:64ビット(x64)
を選んで次へをクリックします。
使用するメディアは『USB』を選択します。
この後USBにインストールメディアが作成されるのでしばらく待ちます。
2時間くらいかかりました。結構長かったです。
USBの準備ができたら、USBを外して、再度インストールツール(MediaCreationTool1809)を起動します。
①から②に行く前に
自分は念のため、アップグレード前にバックアップを取っておきました。
容量500GBのHDDにパーティションを切ってCドライブ(OSあり)250GBとDドライブ(データ用)250GBにしていました。データ用はそのままバックアップ用のHDDにコピーして、OS側はWindowsのバックアップ機能を使ってバックアップしてました。
OS側の使用量は150GB程度しかありませんでしたが、6~7時間ほどバックアップにかかりました。
HDDの空き容量がなく、何度か失敗しました・・・。ですので、十分空き容量のあるHDDを準備してください。
ちなみに、Windows7でバックアップしたデータはWindows10に回復可能みたいです。
(実際やってみましたが、回復先のフォルダ指定がうまくいかずデスクトップにあるアプリケーションへのパスがうまく切れませんでした。結果的によく使うアプリケーションは再インストールすることになりました泣)
②Windows7(32ビット版)をWindows10(32ビット版)にアップグレードする
さて話を戻しますが、いよいよWindows10へのアップグレードです。
インストールメディアを作成するまでの手順は①と同じですが、アップグレードする際は『このPCを今すぐアップグレードする』を選択して次へ
下の画面では『同意する』を選択します
インストールされるとちゃんとWindows10にアップグレードされました。
デスクトップも元のWindows7と同じ配置でアップグレードされました。
32ビットでも構わない人はここで終わっても構いませんが、私のPCは8GBのメモリを積んでいますのでそのまま64ビット版にアップグレードします。
③ ①で作成したインストールメディアを使ってWindows10(64ビット版)をクリーンインストールする
まずPCをシャットダウンさせます。
①で作ったUSBをPCに挿した状態で電源を入れます。BIOSを起動してUSBからブートさせます。(やり方は他のサイトを見てください)
USBからブートするとアップグレードを進める画面に移動します。以下の画面が出たら『同意します』をチェックして次へを選択(PCの画面を写真撮影したので画質悪いです)
次の画面では上のアップグレードを選択します。
インストール場所を選ぶ前に現在あるドライブをすべて削除します。これドキドキしますよね。これで中にあるファイル全部消えちゃいます。僕もヒヤヒヤしながら実行しました。
削除が終わったらインストールが始まります。
インストールが終わると再起動します。
ここからはWindows10の初期設定が始まります。人によって設定は異なると思いますが、自分の設定で説明します。(スピーカーの設定が大きくなっていたためにいきなり大きな音が出てびっくりしました)
『日本』を選択します。
特に変更なく『はい』で進めます
ここは『スキップ』で
『個人用に設定』します
ここは左下にあるオフラインアカウントを選択しました。アカウントはありましたが、後でも設定できるみたいなのでスルーしました。
ここも『いいえ』で
『拒否』を選択しました
『いいえ』を選択
『同意』を選択
これで完了です。
そしてWindows10 64ビット版の完成です!なかなかの」道のりでした。
デスクトップが寂しい笑
このやり方だとライセンスも認証しています。
これでメモリも8GBめいっぱい使えます。よかったー。
あとはバックアップからファイルを戻したり、アプリケーションを再インストールしたりして完了です。
クリーンインストールする前に確認しておいたほうが良いこと
セキュリティソフトのユーザ情報を確認しておくこと
クリーンインストールでセキュリティソフトが消えてしまいました。これは見落としてまして、ユーザ情報がわからず再インストールできずにメーカに問い合わせる羽目になりました。
Officeソフトのプロダクトキーを確認できる状態にしておく
32ビット版から64ビットに変えたせいなのかOffice(Word、Excel、Outlook)も消えました。後からMicrosoftの公式サイトに行って再ダウンロードする際にプロダクトキーが必要になるので準備しておきましょう。
最後に
このようにWindows7からWindows10にアップグレードできました。
注意事項を最後に書きましたが、プロダクトキーが必要なアプリケーションは特に確認してからクリーンインストールするようにしましょう。
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