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はじめに
大好きなサッカーゲーム,eFootballでGK分析を行っています。eFootballでは獲得した選手を育成することができます。GKは以下の3つの分類で育成することができ,6つのパラメータを高めることができます。
分類 | パラメータ |
GK1 | GKセンス,ジャンプ |
GK2 | クリアリング,ディフレクティング |
GK3 | キャッチング,コラプシング |
各パラメータの説明は以下の通りです。
GK1~GK3に育成時にポイント(タレントポイント)を消費することで各パラメータを高めることができます。
どんな分析かというと上に書いたGKパラメータを極端に振ってその選手にとってどのパラメータが一番プレーに良い影響をもたらすかという検証を行っています。
本記事では,以下の選手の結果を一挙にまとめます!
- マヌエル ノイアー
- ジャンルイジ ドンナルンマ
- ウナイ シモン
- ヤン オブラク
- ティボー クルトワ
- ケイロル ナバス
- ヤン ゾマー
- エデルソン モラエス
- アリソン
評価方法
COM戦(レジェンド,最も強いAI)を10試合実施して,試合ごとのゲームスタッツから相手シュート本数に対して何本セーブできたかという『セーブ率』と枠内シュートが何本失点になったかという『枠内シュート失点率』の二つを以下の式で計算しました。
- セーブ率=セーブ数/相手シュート本数
- 枠内シュート失点率=失点数/(相手)枠内シュート数
上記二つのパラメータを使ってGK性能ということで以下の式で計算しました。セーブ率が高いほど,また枠内シュートが失点になる数が少ないほどより性能のよいGKと定義されます。
- GK性能=セーブ率/枠内シュート失点率
このGK性能を10試合分算出し,平均を取ったものが最終的な選手のGK性能としました。
極振り結果まとめ
マヌエル ノイアー(攻撃的GK,193cm)極振り評価(旧ver.)
最初に表の見方を説明すると縦軸がGK性能を示し,GK1はGK1に育成時に使用できるタレントポイントを全て振った(全振り)状態で評価した結果を示し,GK2,GK3は同様にGK2全振り,GK3全振りでの結果を示しています。
以下の結果からノイアーはディフレクティングに特化させるとGK性能が高くなることがわかりました。ただこちらの結果については,現在eFootball2023バージョンはv.2.4.0なのですがだいぶ前(v1.?.?記録に残してなかった・・・)の結果なので今(2023年3月本記事投稿時点)評価すると変わるかと思われます。ちなみにどう変わるかというと,予想ですがGK3全振り結果がだいぶ良くなると思います。理由としては,最近のアップデートによってDF選手(AI)が守備時にGK前に密集しやすくなるような変化があり,攻撃的GKはコラプシングを高めた方がプレースタイル的にマッチしているためです。
■極振りノイアー検証結果
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ジャンルイジ ドンナルンマ(攻撃的GK,196cm)
Youtubeの投稿ではほぼ同じ結果と報告しましたが,データの外れ値(極端に良いもしくは悪い)結果を除いて再度検証した結果,GK3全振りドンナルンマが一番高性能でした。身長が高いとディフレクティングを高めてもそこまで効果がなく,それよりもコラプシングを高めた方が性能が高まるということがわかる検証結果でした。
ちなみにおまかせ育成はコラプシング高めになってます↓
■極振りドンナルンマ検証結果
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ウナイ シモン(攻撃的GK,190cm)
GK1全振りが高性能という結果でした。反応の良さをGK2全振りが2番目に性能が良かった点については,コラプシングよりもディフレクティングを高める方が良さそうというのも見えてきます。また190cmというノイアーやドンナルンマに比べると低い身長によりGK3も健闘するかと思いきやダントツの最下位で少し期待外れというか190cmという背の高さは小柄な部類に入るのかなとも思った結果でした。
おまかせ育成はGKセンス,コラプシング,ディフレクティングが全て同じという超バランス型!
■極振りウナイ シモン検証結果
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ヤン オブラク(守備的GK,188cm)
評価結果は以下のようにどれも差がなく渋い結果になりました。1番良かったのがおすすめとGKセンスでした(誤差レベル)。GKセンス特化はGKセンス96もあるのでかなり止め感が良かったです。反応の良さを発揮してました。
GK2全振りとGK3全振りは性能値の割にどちらも良いセーブしてました。GK2全振り(ディフレクティング特化型)は全般的に良いセーブが多く、GK3全振り(コラプシング特化型)は危機的な場面で好セーブする感じでどちらも甲乙つけ難い印象でした。
全振り結果を考えるとおまかせ育成はGKセンスが1番高く、ディフレクティングとコラプシングが同じ86と満遍なく発揮する形になってて、1番性能が良かった(安定感あり)というのも納得いく気がしました。
オブラクおまかせ育成はコラプシングとディフレクティングが同値なところが特徴的。
■極振りヤン オブラク検証結果
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ティボー クルトワ(守備的GK,199cm)
評価結果としてはやはり予想通りGK3全振りが最も高性能という結果でした。ディフレクティング特化したGK2にいたってはおまかせ育成した結果よりも性能が低くなってしまいました。評価時の試合をみてもGK3全振りの反応の良さは際立ってました。
また意外だったのが,おまかせ育成とGK1全振りが同じくらいの性能というところで,これに関しては199cm以上になるとおまかせ育成のように平均的にポイントを振ってもそれなりに使えるということがわかりました。試合中の挙動もよくやってるなーという印象で,ただコラプシング特化型に比べるとそうでもないって感じでした。
ちなみにおまかせ育成はこんな感じ↓ディフレクティング高めになっています。
■極振りティボー クルトワ検証結果
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ケイロル ナバス(攻撃的GK,185cm)
圧倒的にGK3全振りが高性能という結果でした。おまかせ育成も1.46と高性能だったところも特徴的でした。パラメータ見るとGKセンス,コラプシング88とほぼコラプシング特化型状態となっていて,GK3全振り結果と合わせるとナバスはコラプシングに特化させる育成が良いようです。
■極振りケイロル ナバス検証結果
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ヤン ゾマー(攻撃的GK,183cm)
極振り結果としてはGK3全振りが一番高性能でした。これは全振りするとコラプシングが99になった影響が強いと考えています。ただ,お任せ育成も同レベルで高性能という結果については,お任せ育成自体がコラプシング特化型の育成となっていたため性能を発揮したと考えています。
にしてもゾマーの近距離の止め感がかなり良くてゾマーが好きになるのもわかる気がしました。近距離の強さなら183cmとGKとしては小柄ですがトップクラスと思います。
おまかせ育成はほぼコラプシング特化型状態です。
■極振りヤン ゾマー検証結果
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エデルソン モラエス(攻撃的GK,188cm)
おまかせ育成とGK2全振りのディフレクティング特化型が高性能という結果でした。GK2を全振りするとディフレクティング94となりGK1,3全振りしたときのキーとなるパラメータ(GKセンス,コラプシング)よりも高いためGK2全振りが一番高性能になったと考えることができます。
おまかせ育成がGK2全振りと同性能になった理由は最初に言ったようにおまかせ育成そのものがすでにディフレクティング特化型の完成形のような育成になっていたため高性能になったと考えています。
GK1全振り:GKセンス92
GK2全振り:ディフレクティング94→一番数値が高い
GK3全振り:コラプシング91
おまかせ育成はディフレクティング高めとなっています。
■極振りエデルソン モラエス検証結果
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アリソン(攻撃的GK,191cm)
結果としてはGK2全振りが僅差でGK3全振りを上回り一番高性能でした。おまかせ育成を先に評価してその次にGK1全振り,GK3全振りと評価したのですが,正直GK3全振りの挙動が個人的に好きだったのでGK3が一番高性能化と思いきや,GK2が安定した成績を残したという結果でした。188cmのオブラクの時と同じようにGK2全振りもGK3全振りもどちらもいいセーブを見せてくれるのでどちらに特化させても問題ないかなと思っています。
また攻撃的GKなのでコラプシング特化型が高性能と検証前は予想していたのですが(おまかせ育成もややコラプ型)GK2全振り(ディフレクティング特化型)の方が性能が良かったところから,やはり190cm~195cm台の育成は難しいと前から言っているように,この身長帯は育成の幅は広いなと改めて感じました。
どちらかと言われたら,個人的にはGK3の挙動が好きなのでコラプシング特化型を推します。初期値もコラプシングの方が高いので尖らせることができますし,ディフレクティングは全振りしてやっと92です。実際に使うとなると88~90台くらいに落ち着くことを考えると,ディフレクティング特化は極振り結果ほどの性能が出ないのではないかと考えています。
おまかせ育成はややコラプ特化寄りになってる。
■極振りアリソン検証結果
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ダビド デ ヘア(攻撃的,193cm)
結果としておまかせ育成が一番高性能でした。2番目がGK3全振りが高性能という結果でした。おまかせ育成状態を見ると1ポイント差ですがコラプシング高めになっていることから,デヘアはコラプシングを高めたほうがよさそうですね。ただ,ディフレクティングとの差はそこまで大きくしなくてもよさそうです。ちなみにクラブセレクションガチャのデヘアもこの検証前でしたが,コラプシング特化型を推してましたのであながち間違いではなかったようです。
■極振りデヘア検証結果
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以上,極振り結果まとめでした。他の選手(テア シュテーゲンなど)の極振り結果が終わり次第アップデートしていきたいと思います。
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