【自作PC】CPU付属のCPUクーラーと売れ筋CPUクーラーの性能比較について

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新年あけましておめでとうございます!昨年は夏以降ご無沙汰だったので,今年はブログとYouTubeに注力していきたいと思います。

2021年もよろしくお願いします!

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今回の話題:CPUクーラーについて

新年だからといって特別な記事は書きません。

昨年10年ぶりに自作PCをアップグレードさせました。

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そのときのCPUクーラーには付属品(Intel製)を使用していました。実は別で売れ筋のCPUクーラーである虎徹MarkⅡも買ってて年末年始の休みに付け替えて性能を比較したのでその効果について報告したいと思います。

付け替え前の状態↓

特にファンの音も気にならず,オーバーヒートすることなく使用してまし

虎徹MarkⅡ取り付け後↓

さすがにフィン高さが高い。ケースぎりぎりまで来てます。

取り付けは説明書を見れば簡単に取り付けることができました。ちなみにサーマルグリスはオーバークロッカー清水貴裕氏がおすすめしている通称熊グリス(熱伝導率12.5W/mK)を使用しました。

CPUに付属していたCPUクーラーにはあらかじめグリス(熱伝導率不明)が塗布されていました。たぶん熊グリスよりは熱伝導率が低いものだと思います。なので付属のCPUクーラーよりも虎徹MarkⅡにすることでCPUの熱が効率よくフィンベースに伝わることが予想されます。(単純に比較はできない)


売れ筋CPUクーラー虎徹MarkⅡの効果について

今回2種類の方法でCPU(Corei5 9400F,6コア/6スレッド,2.9GHz~4.1GHz)に負荷をかけました。一つはCinebenchR20を実行する方法と,もう一つはFFXVのベンチマークを実行する方法です。

■CPU負荷条件
①CinebenchR20実行
②FFXVベンチマーク実行■CPU温度測定方法
・フリーソフト『Core Temp』を実行しログを取得
・6コアの平均をCPU温度とする

CinebenchR20実行結果

下図はCinebenchR20を実行した際のIdle状態(アプリケーション起動なし状態)からの温度上昇を表しています。CPU温度上昇が最も高いところで比較すると8.3℃(=28.7℃-20.4℃)ほど(28.9%程度低減)虎徹MarkⅡの方がCPUを冷却することができています。(実行時間を合わせていないので温度上昇の区間はずれています)

FFXV実行結果

FFXVベンチマークではCinebenchR20実行結果に比べてCPUの温度上昇が大きく変動していました。こちらの結果からも当然ですが虎徹MarkⅡの方がCPUの冷却効果が高くなっています。

最後に,最大温度上昇値を実行結果それぞれについて比較してみます。
虎徹MarkⅡはCinebenchR20とFFXVベンチマークどちらも最大温度上昇値は20℃程度になっており,Idle時のCPU温度が25℃の場合でも絶対温度45℃程度となり50℃以下に抑えることができます。

まとめ

付属品のCPUクーラーよりも虎徹MarkⅡの方が温度上昇を30%低減する効果があることがわかりました。CPU温度をできるだけ低く保つことでCPUの寿命を長く保つことができたり,高負荷なゲームをプレイしても,より高い性能を維持してPCを稼働することができると考えれられます。

予算を削らずCPUクーラーに投資した方がよい自分は考えます。中でも虎徹MarkⅡはコスパが良いと売れ筋なのでおすすめなクーラーです。みなさんもぜひ購入して取り付けて効果を確かめてみてください。


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