【読書】最近読んだ本の紹介(2019年1月)

読書

最近読んだ本の紹介としたいと思います。簡単に内容と感想を書いてますので興味のある方はぜひ読んでみてはどうでしょうか。

 

Contents

『孫社長にたたきこまれたすごい数値化仕事術』三木 雄信著、PHP出版

内容ソフトバンク孫社長の秘書として働いていた筆者が、当時の業務で培った業務を数値化して効率化し結果を出す方法が具体的な例を元に紹介してある。数値化することで相手を納得させ、数値化されたデータを分析して次の一手をどう打つかなど、ソフトバンクでの経験が書かれてある。
感想当時改善活動のリーダーを任されていたときに読んだ本。普段の設計業務をいかに数値化するかを考える際にいい見本になった一冊。ソフトバンクという超一流企業の人がどういうことを考えながら仕事をしているのかを触れる良い機会になったし、とても参考になるところが大きかった。

特に重回帰分析を用いて、物件の立地と価格の妥当性を判断する例は実践的で何か複数の要素が絡んだ問題に対して効果を発揮しそう。

何度も読み直して、実践できるように習得したい。

この本を読んだのがきっかけで、この本の著者の作品を読むようになった。



『孫社長のYESを10秒で連発した瞬速プレゼン』三木 雄信著、すばる舎出版

内容ソフトバンク孫社長の秘書として働いていた筆者が、限られた時間の中で孫さんの承認をどのように得ていたのかが書かれている。承認を得る相手が部長なのか課長なのか、それとも先輩なのかで伝える情報が変わるDIKWモデルの紹介など。著者流のプレゼン(伝達)ノウハウがここにある。
感想エピソードなどの引用では、他の作品と重複する部分があった。この本で特に見ておきたいのはDIKWモデルについて。Data:「何がどうなのか?」は実務レベル=担当レベルに対する場合に伝えるべき情報。Information:「どういう意味か?」は戦術レベル=管理職レベルに伝える情報。Knowledge:「どう展開すべきか?」は事業戦略レベル=事業部長レベルの立場の人に伝える情報で、Wisdom:「なぜ当社がその事業をするべきか?」は理念・全社戦略レベル=社長・取締役レベルの人に伝える情報というもの。

ただプレゼン(発表)のことが書かれているわけではありません。どちらかというと上司への報告をどのような点に注意すべきか、またうまく伝えるべきかが学べる一冊です。



『インダストリーX.0製造業の「デジタル価値」実現戦略』エリック・シェイファー著、日経BP出版

 

内容タイトルの通り、製造業をデジタル化するメリットが書かれてある。アクセンチュアでの経験をもとに、現在の市場から今後どのような技術が必要になるかなど書かれている。『製造業のデジタル化』とタイトルにあるが、開発、設計、製造だけでなく経営まで含めたデジタル化について言及している。
感想簡単に言えば『将来こんな技術が来そうだね』といった内容が書かれている。それはユーザが求めているものや市場状況から判断される、まさにアクセンチュアのノウハウのようなものを読むことができる。現在、IoTやロボットによる自動化、データ活用などがトレンドであるが、具体的にこんな技術がこんなふうに役立つなども書かれているので、詳細を読みたい方はぜひ購入してみてください。この本を読んでアクセンチュアに興味がわきました。



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