社会人になって読書を習慣づけようと入社してから,月に1冊は読もうと頑張ってます。
年によっては12冊行かない年もありますが,『読みたいときに読みたいものを』をモットーとしていますので良しとします。笑
今日は以下の作品について心に残ったフレーズとともに感想を述べたいと思います。
タイトル | 一瞬に生きる |
著者 | 小久保 裕紀 |
出版社 | 小学館 |
読了日 | 2013/6/6 |
我らが福岡ソフトバンクホークスの元キャプテンである小久保選手が書いた本です。度重なるケガに苦しみながらも通算413本の本塁打と2041本のヒットを打った日本球界屈指のアーチストです。
ホームラン打ったときのバット投げが気持ちいいっすよね笑
そんなキャプテンの本から学んだことは大きく二つありました。
■全てにおいて全力を尽くすべき
■辛い時こそ自分と向き合う
Contents
全てにおいて全力を尽くすこと
練習も遊びもどちらも全力でできる者がレギュラーになれる
自主トレ時代のエピソードで,日中散々走って体を酷使したにも関わらず,ある選手は夕食後小久保選手に隠れて飲みに行っていたということです。それを聞いた小久保選手がその選手に対して上のように感じたということです。
(ある選手とは,チェスト―!おやっとさーのお兄さんです笑)
これって会社生活でも見かけることがあります。
仕事もバリバリできて,よく飲みに行ったり休日にゴルフしたりマラソンしたりする人を。
部課長レベルでいますからね。
正直すげーなと思います。
以前所属していた部長は『どんなに前日飲んでいて体調悪かろうと,朝礼には出ろ。絶対に休むな!それからは医務室で寝とってもいい。』と言ってました。
今のご時世パワハラ,アルハラとかありますが遊びで体を酷使しつつも,何事もなかったかのようにちゃんと仕事に顔出すというこのスピリットは個人的に好きです笑
仕事と遊びを両方充実させることでメンタル的にもバランスを取っているのだと思います。
仕事だけじゃなくて,遊びにも手を抜かない,生きることにエネルギーを燃やすバイタリティあふれたおっさんになりたいですね。
何事にも全力で取り組む。出し惜しみをしないことが成功へのカギ
この言葉を見ると,自分の学生時代を思い出します。
自分は中学校の頃,学区内のトップの進学校に入るべくめちゃくちゃにかつ,めちゃくちゃな勉強していました。その頃は部活も100%,勉強も100%やってました。
そのかいあってか,中体連では県1位を獲りましたし学力も学年トップクラスで非常に充実した学校生活でした。
しかし,目指していた進学校に入ったはいいものの中学時代での勉強で燃え尽きた自分は部活は100%でしたが,勉強は60%くらいでした。
当然第一志望の大学に落ち,浪人しても結局第一志望には入れませんでした。自分は第二志望の大学に行くことにしました。挫折です。
大学入学の頃に感じたのは,勉強と部活(遊び)を両方100%で頑張ってこそ充実した生活が送れるのだと実感しました。それから,大学時代は大学院でのリベンジに向けて必死に勉学に勤しみました。同時に,バイトや友達との遊びにも全力で楽しむことにしました。
結果,大学院で当時第一志望だった大学に進学することができましたし,かけがえのない友人と出会うことができました。自分のなかでは高校で味わった挫折でのリベンジが果たせたと感じています。
辛い時こそ自分と向き合うこと
逆境のときこそ、腐らず、投げやりになることなく、前向きに生きるべき
人間、逆境のときこそ真価が問われる
「努力は必ず報われる。報われない努力があるとするならば、それはまだ努力と呼べないものだ」
今の自分が輝いているかが問題
選手と勝負する前に自分自身に勝てない奴は、ユニフォームを着る資格はない
「人生で起こることは、すべてにおいて、必然、必要、ベストである」
どう生きるかは、自分の考え方ひとつ
ずらっと言葉が並んでいますが,どれも心に刺さるメッセージです。
自分はまだ31年しか生きていませんが,なんとなく思うことがあります。
それは人生自分がどうあがいても思い通りにならないことがある,それを乗り越えると嬉しいこと楽しいことがやってくる(人間万事塞翁が馬)ということです。
高校時代の挫折,今思えばもっとこうしていればと後悔することがあります。
しかし当時の自分には精一杯でした。
でもその挫折があったからこそ,大学時代に良き友と出会い充実した学生生活を過ごせたのではないかと思っています。挫折を乗り越えたご褒美なような気もします。
そういう意味では,挫折は必然だったのかもしれません。
今後も思い通りにいかないことも多々あるかもしれませんが,そんなときことその先にある明るい未来のためにその瞬間と向き合って全力を尽くしたいですね。
読み終えたあとの自分
仕事とプライベート両方全力で取り組む。
思い通りにならない時こそ,踏ん張る。
そしてその先のまぶしいほど明るい未来に向かって全力で走る。
多少の負荷(辛い状況)に自分の身をおけばそれ相応のハッピーが味わえるのではというマインドセットを社会人で試したりしました。笑
ここでの負荷は,通勤時間中に必ず英語のリスニングをするとか毎月1冊本を読むとかいうタスクを自分に課すというレベルのものです。(ポジティブな負荷です)
今回の記事では,英語力が上がったとかいう定量的評価は書きませんが,体感として充実した生活(ハッピーな生活)を送ることができています。
なにはともあれみなさんも,調子のいい時も悪い時もその一瞬を全力で生きていきましょう!
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