両親学級に参加してきました。
沐浴の練習や,赤ちゃんのお世話の仕方,妊婦体験ができるということで参加しましたので今回はその報告です。
タイムスケジュールは以下の通り。
9:35~9:40 オリエンテーション
9:40~10:10 DVD鑑賞『赤ちゃんからお父さんへのメッセージ』
10:10~10:40 講演『育児をするということ』
(休憩10分)
10:50~11:05 赤ちゃんのお世話,沐浴の説明
11:05~11:45 赤ちゃんのお世話,沐浴実習
Contents
胎児は低い周波数の音がよく聞こえる
DVD鑑賞『赤ちゃんからお父さんへのメッセージ』では,出産を控えた夫婦が出産までどういう風に過ごし,出産後夫婦として赤ちゃんとどう接すると良いかを大学で行われた研究とともに紹介する内容になっていました。
DVDのなかで出てきたお父さんは,妊娠中のお母さんの胎児によく話しかけていました。その声は胎児にどう聞こえているかという実験がなされていました。
そもそも,胎児は高周波な音(お母さんの声)よりも低周波な音(お父さんの声)の方がよく聞こえるそうです。体内に入れても害のないマイクを実際に胃の中に入れてみて外から話しかけるという実験でDVDではやってました。
実験では男性の胃の中にカメラを入れて,お父さんが上裸になったその男性に『もしもーし,パパですよー』と声をかけている映像が流れたときはかなりシュールでした。笑
そのマイクから拾った音はどういう風に聞こえたかというと,ほぼ外と同じように聞こえていました。自分の予想では少しこもって聞こえるかなーと想像していたのですが,想像以上に赤ちゃんはお父さんの声をはっきり聞いているようです。
DVDのなかでも産まれた直後の赤ちゃんがお父さんに抱きかかえられると声をかけているお父さんを探しているように目が動いていました。
育児に正解はない
講演の中で,助産師さんが言っていたのが『育児に正解はない』とのこと。正攻法はないといったほうがいいでしょうか。現在ネットや本などで「育児はこうすべき!」みたいなことが書かれていますが,きっちりそれも守る必要はないとのこと。
守っているのに,なぜこの子は泣いているの?さっきおっぱい上げたばかりなのに。とお母さんがストレスを感じてしまうことが一番いけないことらしいです。
育児は夫婦で協力して笑顔でやることが大事だそうです。
泣いているときは抱けばいい,ミルクをあげればいい,遊んであげればいい。
ただそれだけのことらしいです。
覚えておきたいと思います。
自分も率先して育児には取り組みたいと思います。
自分の親の世代(60代~70代)を見ていると,母が子供を育て父は働いてお金を稼いでくる!みたいな風潮が非常に強いです。しかし,我々の世代では働きながらしっかり育児もできる男が真の男だと思っています。
実際,自分の大学の友人も育児休暇を半年取って育児に取り組んでいます。そんな友人が二人もいます。(一人は国内,もうひとりは海外で)
見習いたいですね。
沐浴練習してきました。
それでは沐浴練習についてです。
まず沐浴のときの手順から。
首の後ろに手を回して抱える
赤ちゃんは身体の大きさに比べて頭がかなり重いので,頭をささえて抱えます。片手で頭を耳の後ろらへんから支えたら,もう一方の手は腰当たりにあてて支えます。
そして,足からゆっくりと入れていき,赤ちゃんの体が浮かんだら腰に当てていた手を放します。そうじゃないと首だけで赤ちゃんを支えてしまうことになります。
自分も練習でやってしまい指摘されました笑
最初に洗うのは目の周りから
最初に目の周りをきれいにガーゼを使ってふきふきします。
汚れていない方の目から拭いてあげます。汚れている方は後から行います。感染症防止のためです。それからおでこから鼻,口,そして耳の後ろから首回りと拭いてあげます。
頭の洗い方
赤ちゃん用のシャンプーを使って頭を洗います。支えている部分は背中を洗う時に一緒に洗うので,洗える範囲を洗ってあげます。
その際に注意したいのが,ガーゼで泡を落とす際に水が赤ちゃんの顔にかからないようにするということです。溺れます。
※沐浴(生後1か月)のときは沐浴剤だけでいいのかと思っていましたが,赤ちゃん用ボディソープやシャンプーは使っていいそうです。
身体の洗い方
お腹:「の」の字を書くようになでるように洗う。
腕,足:バイクのハンドルを握るようにして,アクセルを入れるように動かします。
これらをお湯の中で行います。
大事なところの洗い方
男女同じ方法で行います。
親指の腹でやさしく洗います。主に表面を洗ってあげましょう。
タマタ○もやさしくお願いします。(男を代表して)
背中の洗い方
背中を洗うときは,赤ちゃんの身体の返し方に注意してください。
わきの下に頭を支えていない方の手を入れて,赤ちゃんの顎を腕に乗せるように身体を返します。このときに,赤ちゃんの顔が湯船に沈まないように気を付けてください。溺れます。
背中もお腹と同じように洗ってあげてください。優しくなでるように洗いましょう。
最後はお湯を足元からかける
最後にお湯で洗い流してあげましょう。足元からかけます。
勢い余って顔にぶっかけないように気を付けましょう。溺れます。
上がったらバスタオルでくるむ
決して赤ちゃんを湯切りのように揺さぶらないようにしましょう。ラーメンでもインスタント焼きそばでもありませんからね。
何人か練習で湯切ってました笑
上がったらバスタオルでくるみます。くるんで水気を取ったらおむつを付けます。おむつはへその上あたりまで上げて指2本くらいが入るくらい締めます。
以上が沐浴の仕方でした。みなさんも,参考にしてみてください。
あとは実践あるのみでしょうけどね。
最後に
今回両親学級に行ってみて,だいぶ赤ちゃんを迎える心の準備ができてきました。
模型ではありましたが,赤ちゃんの抱きかかえ方や沐浴は非常にリアリティがありました。
今回参加した人の多くは来月から再来月出産の人でした。
わが子が生まれてくるまであと100日。
お腹の赤ちゃんによく話しかけ,妻とは育児についていろいろ話をして産まれてくるまでに準備をしておきたいと思います。
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