【読書】新しいビジネスや開発の検討にはリーンキャンバスが便利

新しいものを生みだすときの考え方や発想,手法はスタートアップに学ぶのが良いと思い日経新聞の広告に掲載されていたのを見るや否や,書店に駆け込みこの書籍を買いました。

『起業の科学 スタートアップサイエンス』田所雅之著,日経BP出版

非常に学ぶところの多い本でした。その中でも今回は『リーンキャンバス』について書きたいと思います。

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リーンキャンバスとは

リーンキャンバス(Lean canvas)

まずleanって何?って感じですよね。

(自)leanは『もたれかかる』とかいう意味があってTOEICでもPART1で人が手すりや壁にもたれかかっている様子を指して”The man is leaning on the wall.”なんてフレーズよく聞きますよね。かなり頻出単語です。

わかるーそれって思ったひと。かなりTOEIC受けてますね。

私,TOEICネタもかなり持ってます。最近は受けてないですが。

もたれかかっているキャンバス・・・意味不明。じゃあどんな意味なんだ!

このleanは形容詞なんですね。意味を調べると,

【2形】

  1. 〔人や動物が〕ぜい肉の取れた、体が締まった、痩せた
  2. 〔肉が〕脂肪分が少ない、赤身の
  3. 〔収穫などが〕少ない、乏しい
  4. 〔経営などが〕無駄がない、効率的な
  5. 〔予算などが〕余裕がない、限られている
  6. 〔鉱物が〕含有率が低い、低品質の
  7. 〔混合燃料が〕希薄な

英辞郎 on the WEB:https://eow.alc.co.jp/search?q=lean

4番目の意味が合いそうですね。

リーンキャンバスとは無駄がないキャンバスという意味なんですね。

で,そのリーンキャンバスは下図になります。

これをどう活用していくのか説明します。

新たなビジネスのアイデアが浮かんだとき,すぐに事業計画書なんて作れませんよね。

作れたとしても初期段階で考えたことが実は顧客は求めるものではなかったなど,初期段階のアイデアは今後変化していくものです。2か月かけて事業計画書を書くなら10分で書けるリーンキャンバスを書いた方がずっと効率がいい働き方ができます。

初期段階のビジネスモデルをビジュアル化するためにこのリーンキャンバスを活用します。下に示す項目を順に書いていきます。(書籍より引用)

  1. 課題
  2. 顧客セグメント
  3. 独自の価値提案
  4. ソリューション
  5. チャネル
  6. 収益の流れ
  7. コスト構造
  8. 主要指標
  9. 圧倒的優位性

特に重要な項目は,1.課題,2.顧客セグメント,3.ソリューションになります。

顧客がどんな課題をもち,どんなソリューションを提供することで顧客に価値をもたらすかが重要であるため,上述した項目が重要になります。

課題(課題仮説)

ここに書く段階では,まだ顧客に話をする前なので課題は仮説(課題仮説)とします。

こんな課題があるのでは?と当事者になったつもりで考えてみましょう。

重要だと考える3つを挙げましょう。

顧客セグメント

顧客を特定しましょう。

アーリーアダプター(簡単にいうと流行りものに敏感な人たち)を狙いましょう。良い評価も悪い評価も彼らからフィードバックをもらいましょう。

彼らに気に入ってもらえるプロダクトを作ることができれば,エバンジェリスト・カスタマ(周囲に広めてくれる人)にもなってくれます。

(例)介護のソリューションを検討する場合

・親が要介護世代に差し掛かる50代の女性

ペルソナで具体的な顧客をイメージするとより効果的です。

(どんな職種,業務内容,性格,年代,ポリシーなど)

独自の価値提案

顧客が抱える課題に対して,どういう価値を提供するかを考えます。

(例)Air bnbの場合

・ゲストに対して,快適に安価に旅行できる

ソリューション

課題に対する具体的な解決策をうち上位3つを書く。

実際に顧客から話を聞いていない段階では,確実性や詳細にはこだわらない。

(例)Air bnbの場合

・ホストとゲストをマッチングするサイト

チャネル

顧客と接点をもつ経路を書く。

実際に,客先に出向いたり現場に確かめに行ったりできればいいのですが・・・。

SNSでコミュニティを作ったり,WEBサイトを開設したりなどしてもいいかも。

要は,課題やソリューションの確からしさを確認するために顧客との接点をどうもつかを考えておきいたいということです。

収益の流れ

ビジネスでの課金形態がどのようになるのか書きます。

単価は?どのくらいの数の顧客に提供するのか。

(例)Air bnbの場合

・ゲスト/ホストのブッキング手数料

コスト構造

顧客獲得コスト,流通コスト,ホスティングコスト,人件費など商品を市場に出すまでにかかるコストをリスト化します。

主要指標

商品化までに計測するべき定量的指標を書きます。

(例)Air bnbの場合

・ホスト:取引数,部屋の公開数

・ゲスト:予約コンバージョン率

圧倒的な優位性

競合他社に対して優位に立てるポイントを書きます。

課題について検証できていなかったり,ソリューションが明確になっていない段階では埋めることが難しいので,埋められなくても気にしない。

まとめ

アイデアから事業計画書までは作れない場合,簡単に作成できるリーンキャンバスで一旦ビジネスモデルをまとめてみましょう。

チーム内の意思統一で役に立つのではないでしょうか。

私も活用してみて新しいアイデアを製品化に結び付けたいと思います。



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