先日起業家である家入一真さんの講演に行ってきました。
ロリポップ!などのレンタルサーバーサイトのGMOペパボの創業者でもある家入一真さんは29歳の時、史上最年少の若さでジャスダックに上場するという快挙を成し遂げたことでも有名です。
その講演会の中では主に、『自分のこれまでの歩みとこれから生きていくために考えておきたいこと』について話がありました。
基本的に家入さんからの問いかけに対して聴講者が各々の考えて話を聞くようなスタイルでした。
家入さんの問いかけは全部で4つありました。
- あなたの人生をかけたミッションは何か
- あなたにとっての居場所はどこか
- 家でも会社でもない居場所はあるか
- お金や仲間がネックでやりたいことができないことがあるか
今回全ての問いに対する答えは書きませんが、講演会を通して考えさせられたことについて書きたいと思います。
Contents
自分の価値観に沿った生き方がいい
家入さんは過去にいじめを受けて孤立した経験から、誰もが安心して失敗できる場所=居場所を作りたいという思で様々な事業に取り組んでいらっしゃいます。
今働いている会社のどこかに自分の価値観にあった部分があったからそこで働いているのだと思います。
自分の価値観と違うから転職したりするのかなと思いました。
今から就職活動するのであれば、どんな社会貢献がしたいかとか、どんなことをして誰かを笑顔にしたいとかそういうことをまず考える。
それから興味のある分野の業界の仕事を見るというように進めるといいんじゃないかと思います。
すでに就職してしまったよという方は、もう一度自分の価値観と会社のビジョンを照らし合わせて共感できるところを探すことで日頃の業務をより一層価値のあるものにできるのではないかと思います。
生き方から働き方を変える
世間では働き方改革が話題ですが、これも同じように考えることができます。
まず自分の幸せの軸は何かを整理しましょう。
どんな場所で働くのが幸せか。どんな生活スタイルが幸せか。
定時で帰って子供たちと遊ぶのが幸せなのか。会社近くに住んで通勤時間を極力減らしたいとか。
ここは人それぞれだと思います。
その人の幸せの軸に合う働き方をするのが、それこそが働き方改革なのではないかと思います。
会社が何かやってくれるのを期待するのではなく自分が変わることが最初というか最適なんじゃないかと思いました。
会社は社員に選択肢を
そうなると会社側に必要なのは、社員な選択肢を与えることではないでしょうか。
働く場所、評価基準、業務など社員が選べる余白を用意しておくことが重要なんじゃないかなと最近思います。
特に評価基準。
基準が曖昧なところが多いのが現実ではないでしょうか。
それならば、会社側が社員の働き方(開発or設計?)、職位、担当業務で評価基準を何パターンか作るのはどうでしょうか。
『あなたにはこれをやってほしい。これができたら何点あげます』みたいな。
従来のテストやレポートと同じ要領です。幸い日本人は大学まで答えのある問題に対して正解を求めに行く教育を受けて書きましたので案外うまくハマるような気がします。
まとめ
色々書きましたが、何が言いたいかというともっと自分を知ろうということ。
もっと自分の価値観、家入さんの言葉を使うと幸せのモノサシを持つことが重要なんじゃないかなと思います。
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